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女子学院ガイドブック

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キリスト教主義に基づく教育により、豊かな人間性を育てることに力を注いでいます。校則は少なく、制服もありません。生徒たちは、のびのびと学校生活を送りながら、自分の未来の開拓に努め、自分の意見をしっかりと持つようになります。それが安定した大学合格実績を生むことにもつながっているのです。

校風・学習

自由闊達な生徒たちが多くの経験を積み成長していく

通称JG(Joshi Gakuinの略)と呼ばれる女子学院の校風を一言で表すとすれば、「自由」ということになるでしょう。校則は、「校章のJGバッジをつける」「上ばきは指定のものにする」「登校後の外出の禁止」「校外活動は届ける」の4項目だけで、制服もありません。

しかし、それは決して自由放任の教育ではなく、自らの責任と判断を重んじ、一人ひとりの個性を大切にするきめ細かい指導によって支えられているのです。

1870(明治3)年、ジュリア・カロゾルスにより設立された同校は、わが国の女子教育の草分けであり、最古のキリスト教主義学校の一つでもあります。毎日の礼拝を欠かさず、神を畏れ、永遠の真理の前で謙虚であることを学びつつ、高い学力を追求すると同時に、愛と思いやりの心をもって他者に仕える人間を育成することが目標です。

同校の指導の根幹は、自ら学ぶ方法を身につけ、やりたいことを見つけられるよう多くの経験を積ませることです。学ぶことの意味を考え、学ぶこと自体に喜びを感じられるようになってほしいと願う学校に対し、生徒たちは十分に応え、主体的に行動し、学ぼうとします。

プロテスタント校がめざすリベラル教育の一つの理想型ともいえる伝統と継続性のある教育が、今日まで色あせることなく息づいているのです。

週5日制で教養教育を重視した質の高い授業を実施

一貫教育の利点を生かし、どの教科も綿密なカリキュラムを組んで、効率のよい授業を行っています。週5日制、30時間の時間割で授業が行われており、独自の科目として、各学年に聖書の時間を置いています。

同校の教育には、大学入試科目に絞り込んでの指導という概念はなく、芸術科目、実技科目を含めた全ての科目に注力していこうという姿勢があります。それは、教養教育の重視とも言えるもので、バランスのとれた、幅広い人間になるための基礎を培うためにも、必要なことと考えているのです。

各教科に共通するのが、経験を積むことと、書くことを重視している点です。先生方は、実験や観察、体験活動の場を数多く用意し、自分の頭で考え、レポートにまとめる機会を多く与えます。それが、生徒の意欲的な学習姿勢をさらに高めます。

英語の授業では、総合的な語学力の習得をめざし、英語だけで進める授業もあります。中1では、初めて出会う外国語を確実に理解できるように、ていねいな指導を重ね、中3では英語を使ってディベートを行うまでになります。

独自の取り組みの一つとしては、中3の夏休みの課題である「戦争体験の聞き書き学習」があげられます。1980年から継続されているもので、祖父母など実際に戦争を体験した人から当時の話を聞き、まとめます。高1で行われる『ひろしまの旅』と合わせて、同校の平和学習の柱となっています。


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