本人のお気に入りの学校は安全圏、油断が心配
親子で考えていた第一志望校(伝統的な女子校)があったのですが、ここにきて本人はその学校の雰囲気に違和感を持ち始めたようです。
最近、別の学校を見学して、本人はその学校がたいへん気に入ったようです。
その学校は今の実力でほぼ合格できると思われ、本人は安心してしまったのか勉強にも身が入らない様子で心配です。(小6女子・保護者)
第一志望にしていた学校は、革新的な校長先生になり、決して伝統にあぐらをかいている古い体質の学校ではありません。
しかし、『ごきげんよう』のあいさつなど、本人にしてみると自分には合わないと感じてしまったのでしょう。
一方、本人お気に入りの学校は、キャリア型のたいへん勢いのある明るい雰囲気の学校で、本人が気に入ったというのもうなずけます。
ここ数年の伸びは著しく、将来大いに期待できる学校の一つです。
数年後は人気も難易度も今よりもかなりアップすると思われます。
第一志望にしていた学校よりも偏差値で言うと10程度低く、現在の実力から言えば十分合格圏にある学校です。
親からするともっと高い目標を持って残りの期間がんばってもらいたいという気持ちになるのは当然です。
子どもの直感は大事にしたほうがいいと思いますが、せっかくの実力がありながら本人が安心してしまって、勉強に集中できなくなってしまうのはとてももったいないことです。
そこで、一つの方法として、本人が気に入っている学校の先生に直接相談してみるのはどうでしょうか。
たとえば、本人に特待生をめざすように励ましてもらうとか、君の成績ならもっと上の学校を目標にして残りの期間をしっかり勉強してから受験しなさい、と本人に話をしてもらうなど、この学校と関係を深くしてみるのも良いと思います。
その学校は親の希望とはちがうということを話すのにためらいもあるかと思いますが、親の相談に真剣に耳を傾けてくれる学校であるかどうかも知ることができます。
この学校は、このような相談にも十分応えてくれる懐の深い学校だと思います。
また、あまり時間はありませんが、他にも目標となる学校をいくつか見学してみるのもいいと思います。
お子さんの気持ちを大切にしながら、本人が前向きに受験に取り組めるように持っていってください。

2008年10月31日



























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