国立、公立と言えば、前例踏襲というイメージが強く、また変更する場合でも早くから周知を図ることが一般的であった。
が、来年まで待たずにぎりぎりになっての発表である。
国立、公立もゆったり構えている時代ではなくなった、優秀な生徒を確保するためには少しでも早く手を打つということだ。
千代田区立九段中等教育学校
変更点は5つもある。
・報告書小学6年生の観点別評価及び評定→小学4、5、6年生の評定
・適性検査時間45分→60分
・集合時刻9時30分→9時
・合格発表日2月9日→2月6日
・入学手続き日2月9日9時から15時まで、10日9時から正午→2月6日9時から15時まで、7日9時から正午まで
都立の中高一貫校の発表は2月9日のままであるから、影響は大きい。
私立を併願していて、その手続き日が6日、7日、8日だったら、入学金を節約するために他の都立中高一貫校から九段に志望変更する可能性がある。
また、9日まで待てずに私立に手続きしていた受験生が6日なら九段に入学するケースもあるだろう。
また、報告書で合否判定の対象とする部分から観点別評価を除外したことから、入学後の生徒の観察から、小学校の先生の観察でつけられる観点別評価が当てにならないと判断していることがわかる。
また、小学4年生までを対象としたことをみると、小学4年生のときから着実に努力を積み重ねた生徒を望んでいることがうかがわれる。
ただこのことは、小学4,5年時の評定がよくなかった受験生から敬遠される要因にもなるので、上記の志望者数の増加要因とプラスマイナスとなりそうだ。
横浜国大鎌倉中入試日を変更
横浜国大附属鎌倉中学校が10月になって入試日を2月2日とすると発表した。
これで横浜国大附属横浜中学校と同一日になり、これまで可能であった併願ができなくなる。
附属横浜のほうが県立光陵高校との連携で話題性があり、実際に模試での志望者数も差がついているだけに、危機意識からこの時期になって日程を変更したようだ。
このように、積極的に入試改善に取り組んでいるのである。
こうした動きを見ると、国立大学附属同士、公立中高一貫校同士の間でもいよいよ「仁義なき戦い」の時代に入ったということが言えそうだ。

2008年12月 2日












































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