埼玉県の公立入試システムは、2010年から変わります。
選抜の日程、検査項目、合否判定方法など、すべてにおいて今までの方式が見直される、大きな制度改革となります。
新しいシステムの概要
●日程の繰り下げ
中学の授業をなるべく卒業に近い時期まできちんと続けられるように、試験日程が繰り下げられます。
2009年と比べて、前期は13日、後期は6日遅くなります。
これによって、後期の発表は卒業式数日前の3月10日になります。
●募集枠は前期が中心
現在は約30%の普通科の前期募集枠が50~75%(この範囲で各校が決定)とされます。
こちらが中心ですが、後期にも30%程度は定員が配分されるものと見込まれます。
●前後期とも学力検査を実施
前期は5科、後期は3科の学力検査が必須です。
学科試験なしで入学することは一切出来なくなります。
選抜方法の詳細
合否判定資料:
学力検査・調査書・面接または適性検査の3種類です。
● 学力検査
※この項目だけ前期と後期で違いがあります。
※各教科に選択問題があります。難易度の高い問題も用意され、各高校が自校の受験生のレベルに応じて選ぶことが出来ます。
● 調査書
評定だけでなく、特別活動などその他の項目も点数化します。
その際の基準は学校ごとに公表されます。
● その他の検査項目
適性検査:専門学科で実施します。
面接:適性検査のない学校が実施できます。
※どちらも点数化の基準を事前に公表します。
合格者選抜の方法
前期、後期とも同じやり方です。
選抜は、2段階または3段階で、判定方法を変えながら行います。
1次・2次それぞれの合格点よって合格者が決まります。
1次選抜(ここで60~80%の合格者が決まります。)
2次選抜(ここで84~100%の合格者が決まります。)
2次選抜では学力検査:調査書点の比率が7:3~3:7に拡がります。
3次選抜(ここで残りすべての合格者が決まります。)
次の資料などから各校で選び、合否判定を行います。
- 1次または2次合格点
- 調査書のその他の項目
- 面接・適性調査
- 通学の距離や時間
新制度ポイント!
○最後まで勉強
受験生に出来るだけ長く、緊張感を持って勉強してもらい、学力向上につなげることが大きな目的です。
○合否判定が合理的に
従来の煩雑さやわかりにくさが解消され、受験生、高校、中学とすべての当事者にとって取り組みやすい入試形態になります。
○透明性が高まる
合否判定の詳細な方法が学校ごとに事前発表されます。
適切な学校選びが出来、結果にも納得しやすい形になります。

2008年12月10日
















































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