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第11回 子どもを理解することで可能性を拓く

家族とのコミュニケーションが脳を活性化

人間の脳は視覚を司る場所や、言葉を聞きわける場所など機能がそれぞれ分かれていて、全体のネットワークとして活動していると考えられています。

諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授によると、中でも人間の学習に深くかかわっているのが前頭前野と呼ばれる部分で、前頭前野は思考や判断力を担う「知」、感情や人の気持ちを理解する「情」、やる気や意欲を担う「意」の3つの部分に分けられるといいます。

この「知・情・意」がバランスよく発達すれば、本当の意味で学力のある子に育つのではないでしょうか。

「知」の部分は計算や音読といったいわゆるドリル的な勉強で鍛えることができると言われています。

一方の「情」や「意」は、家族や友人とのコミュニケーションによって鍛えられると考えられています。
人と会っておしゃべりが「楽しい」と感じたり、美しい風景を見て「感動」することはとても効果的です。
「目標意識を持つ」ことは「意」の部分を鍛えることにもつながります。

またメールや携帯電話のコミュニケーションよりも、対面して人と会話することで脳は活性化するといいます。
親子の会話や、友達との遊びは、脳を刺激し、信頼関係を深める大切な行動なのです。

■父親の4人に1人が平日ほとんど子どもと接しない(平成19年度版 国民生活白書)

父親の4人に1人が平日ほとんど子どもと接しない


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