2009年度 都立高志望調査集計
景気を反映する都立高校志望状況
~2009年度 都立高校志望校調査集計~
都中学校長会による「都立高校全日制等志望予定(第一志望)調査」の結果が発表された。
調査では、都立高校への志望率が近年で最高の値に達したこと、私立などへ進学を希望する生徒が前年より1,500名近く減ったことなど、経済の暗い見通しを反映した厳しい結果が明らかになった。
都立人気は近年で最高に
公立中学卒業予定者数は昨年より約500名増え72,968名。
このうち、全日制、高専などの都立志望者の割合は70.1%で近年では過去最高。
チャレンジスクールや昼夜間定時制、通信制の全日制と近いか同じ時間帯での履修を希望している生徒を含むと72.8%と更に上昇している。
都立志向の強さ、人気の高さがはっきり現れている。
都立全日制高校39,332名募集に対して第1志望者数は50,969名。
志望倍率は1994年以来、過去最高の1.30倍。前年の1.26倍、前々年の1.24倍を大きく上回った。
中でも普通科人気が高く、旧学区普通科男子が1.35倍、女子は1.43倍の高さで厳しい入試になりそうだ。
一方、私立、国立、他県を含めた全日制志望者は男子が前年の92.8%、女子が92.9%とダウン。
都立以外の志望者が約1500名減少しているためだが、特に私立の希望者数のダウンが著しく、世界的な経済状況の悪化が響いている。
経済状況の悪化が影響していると思われる現象は他にも見られる。
都立昼夜間定時制志望者が300名以上増えていて、志望者が多かった2年前を上回る人気。
これまでは新規開校人気が後押ししてきたが、今年は少し様子が違う。
普通科単位制高校はすべて前年の志望倍率を上回っている。
不景気の影響で少しでも安い定時制志望者が増えているようだ。
都立定時制の年間学費は33,360円。私立より低価格の都立全日制の122,400円と比べても破格の安さだ。
多少、ランクを落としても確実に都立入学をねらう層が増えている。
経済状況の悪化から私立進学は厳しい、と考える家庭層が多くなっているのだろう。
その中にあって、特に学費が安く3年で卒業可能な都立昼夜間定時制普通科をねらう受験生が増加しているということだ。
では、高校別に見てみよう。

2009年1月20日









































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