開成高等学校
読解・記述中心はそのままに難易度調整が行われた2007年
昨年は3000字超の難解な文章と古文の2題で、小問は字数指定のない記述7題のみという究極の形式に行き着いた開成。今年の問題に注目が集まった。結果は、漢字書き取り5問が復活した以外は、読解・記述のみの方針に変わりなし。長文は2題になり合計で千字増えたが、読みやすかったこともあり、受験者平均は41点まで上がった。依然として難易度は高いものの、合格者平均は50点を越えており、ある程度点をまとめないと受からない。今年の問題は新しい定番になりそうなので、このレベルで5割越えを目標に勉強を進めよう。最近6年分の開成に加え、灘、ラサール、慶應女子などの過去問研究は有効な対策になる。
では、内容の検討に進む。1、2ともに随筆である。どちらも文章がワンテーマで展開され、昨年のものよりかなり読みやすい。このうち大江健三郎の1は記述問題が答えやすく、点の取り処であった。逆に2の方は答えにくい。3の古文は、現代の常識では考えられない論理を古文で読み取る必要があり、難問である。ただし有名な文章なので、読んだことがある人は圧倒的に有利になる。まとめると、1と漢字で高得点が生き残りの条件であり、2・3である程度点を稼ぐことが出来れば国語で貯金を作れただろう。

2008年2月 1日


























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