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No.24 2009年首都圏高校入試展望 埼玉

2009年埼玉入試
公立希望は増えているが、人気にばらつきも。

2008年12月15日現在の埼玉県中学校等卒業予定者の進路希望調査の結果が公表された。

中学校等卒業予定者は65,816人で昨年より777人の増加。
そのうち、高校等進学希望者が64,268人で進学希望率は97.6%。進学希望者のうち、高校全日制を希望する生徒の割合は96.1%とほぼ前年並みで61,760人。

全日制の高校進学希望のうち、県内公立を希望する生徒が昨年より約1%増え、74.1%。47,628人は昨年より1,236人多い。

一方、県内私立希望者は9,283人の14.4%。昨年より252人減り、0.6%の減少。
県外私立希望も昨年より90人少ない4,146人で6.5%にとどまっている。

不景気の影響から首都圏全体で見られる公立志向と私立離れが現れている。

蕨、市立浦和、浦和西が2倍超える人気(公立普通科)

各公立高校の募集人員に対する希望する生徒数の割合から競争率を算出すると、が最も高く2.13倍。
昨年も1.93倍と高かったが、さらに0.2ポイントも上昇させている。

2位の市立浦和は昨年、2.55倍と高かったためか0.45ポイント下げての2.10倍。
それでも人気の高いことに変わりはない。

3位は浦和西の2.01倍。
市立浦和と対照的に昨年の1.56倍から0.45ポイントの上昇。
以上3校だけが2倍を超えている。

上位10校の倍率を挙げておくと、

1位 2.13倍
2位 市立浦和 2.10倍
3位 浦和西 2.01倍
4位 市立川越 1.98倍
5位 川口北 1.91倍
6位 所沢北 1.88倍
7位 市立浦和南 1.87倍
8位 上尾 1.84倍
9位 越ヶ谷 1.80倍
10位 和光国際 1.70倍

となっている。

埼玉では他県に比べ上位志向が強く、難関校に人気が集まる傾向が強い。
しかし、競争率ベスト10を見ると、上位校ばかりでなく、中堅レベルの校名も見られる。
確実に公立高校合格をねらいたい受験生の増加がうかがえる。それだけ、不景気の波が深刻なのだろう。

ちなみに、県内公立の主な難関上位校で競争率が高いのは、越谷北1.67倍、大宮1.65倍、川越女子1.53倍、浦和1.53倍、川越1.50倍といったところだ。

普通科全体では1.25倍。
昨年より0.01ポイント増えている。5人に1人が不合格になる計算になるので、決して易しい入試ではない。

一方で、1.00倍を切る競争率の公立普通科高校が40校を超えている。
競争率の低い順に10校挙げてみよう。

1位 日高(情報コース) 0.38倍
同率1位 上尾橘(情報コース) 0.38倍
3位 越生 0.57倍
4位 本庄北 0.58倍
5位 本庄北(情報コース) 0.63倍
6位 宮代 0.65倍
同率6位 越谷東(国際文化コース) 0.65倍
同率6位 三郷(情報コース) 0.65倍
9位 飯能南(体育コース) 0.66倍
10位 妻沼 0.67倍

難易度がさほど高くないところが多く見られるため、今後はある程度まで増えていく可能性が高い。
特に後期出願時にはもう少し競争率が上昇すると見ていいだろう。


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