東京では1月20日から願書の受付が始まったが、それ以来入試業務でてんてこ舞いだった広報担当の先生も、最後の入試回の合格発表を終え、ようやく一段落。
ホッとした気持ちからか、私のところにも電話やFAX、メールをしてくる。
そうした中から2つほど気になった「変化」をお届けしよう。
出願者数第2位は入試前日
東京の学校の場合、午前入試であれば第2回でも第3回でも出願者が一番多いのは出願解禁日の1月20日であることは定番(郵送受付も行っている学校の場合は解禁日から数日後にゴソッと増えた数字が公表されることがあるが)。
内情をお知らせすると、事務室などはもっと前に受験料の振り込み具合で願書受付前におおよその数字はつかんでいる。
第2位はグンと減って翌1月21日とか土曜日であることが普通だった。
ところが今年は3日入試でも第2位はダントツで入試前日の2月2日。
特に女子は今年は「サンデーチャンス」で1日の結果で決めたようだ。
ある学校の一例を示そう。
・1月20日(火) 384 ・21日(水) 50 ・22日(木) 14 ・23日(金) 13 ・24日(土) 31
・25日(日)は休み ・26日(月) 11 ・27日(火)から2月1日(日)までは一桁 ・2月2日(月) 194
もっと後ろの5日入試のケースを別の学校で見てみよう。神奈川なので、出願解禁日は1月8日(木)。
・1月8日(木) 155 ・9日(金) 28 ・10日(土) 34 ・11日(日)から12日(祝)までは休み
・13日(火) 29 ・14日(水)から2月2日(月)までは一桁か10台 ・2月3日(火) 53 ・2月4日(水) 112
前もって出しておくのでなく、結果を見てからというのがいかに多かったかがわかるだろう。
2009年は受験料の倹約が一段と強まったようである。
2月1日午前でも欠席者多数
ある学校の先生と話している中で、「2月1日の午前にこんなに欠席者がいるとは思いませんでした」という感想が漏らされた。
数字を聞いてみると、なんと受験者の32%もが欠席している。
電話の後、資料を調べてみた。
その学校では2006年度入試の2月1日午前では11%の欠席者しかいなかった。
そこで神奈川のやはり中堅校に聞いてみた。そこも28%もの欠席者がいた。
そこについても2006年度入試の数字を調べてみた。
わずか6%。
われわれのイメージからすると、2月1日午前入試というのは本来こうしたものであった。
ところが中堅校ではいまや3分の1、4分の1が欠席する時代なのである。この2校の過去の推移を追ってみたところ、2007年度入試から急増している。
1月入試を受けることが広がり(日程的なことからいえば、埼玉、寮制学校の首都圏会場入試なら結果が判明してから出願できるので、千葉が増えているということか?)、あるいは直前の受験勉強の進み具合によって判断(?)ということで、2月1日をダブル出願しているということであろう。
受験料を倹約するという上の話とは逆のベクトルであるが、中学入試は細部でもいろいろ変わってきていることを痛感させられた。

2009年2月10日














































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