入試が一段落した段階で、ごく親しい先生からは詳細な内部資料を見せてもらう。
そうした中から、入試に臨むに当たって心構えとして知っておきたいことを述べてみよう。
偏差値差20でも逆転が起こる!
その学校は、入試相談のときに模試でどのくらいの偏差値を取っているか聞いている。
もちろん自分のところを受けてくる受験生が各模試でどのくらいのレベルの受験生か知りたいためであって、合否にはまったく関係しない。
そうしたことをしているので、各入試回の合否の一覧表の備考欄に模試の偏差値も参考までに記載してある。
私が見せてもらったものは氏名は削除されたものであったが、受験番号は記載されているので、その受験生がどの入試回を受けて、それぞれ結果がどうだったかはわかる。
受験生の属性は皆目わからないから、偏差値に注目してみていくと、同一の入試回で、四谷大塚32、首都圏模試41で受かっている受験生がいる一方で、四谷大塚52、センター模試46で落ちている受験生がいる。
なんと20も違っていて逆の合否になっているのである。
実力をきちんと出し切れるようにするためには、入試本番に体と精神の両面でピークの状態にもっていくことがいかに大切かわかるのだ。
直前はともすれば「穴を埋める」といったことに神経が行き勉強ばかりさせがちだが、子どもが平常心で臨めるようにすることのほうがよほど重要だということがわかるだろう。
同一校を受け続けるか判断が難しい
説明会では、どの学校も
「1回目、2回目に不合格だった子も3回目には受かっています」
「同一レベルの問題、出題スタイルも変わらないので、何回か受けて慣れるのでしょう。偏差値的には高くても受かりますね」
……といった話をする。
見せてもらった表で不合格者の受験番号を追跡していくと、1回、2回、3回と落ちても、4回目に受かっている子がいる。
が、その一方で、4回連続して受験してもまたダメだったという子がその何倍もいるのである。
第一志望の学校だから、「過去問」を何回もこなしてきた学校だから、受験機会があるのにあきらめるのは辛い。
が、「何度挑戦してもダメなものはダメ」というケースのほうが多い。
入試本番に突入する前に、冷静な頭で、2回落ちた場合にどうするか、3回落ちた場合にどうするか、そういったことまで想定して決めておきたいものである。

2009年2月17日














































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