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No.1 埼玉公立後期募集 人気校は固定化

No.1 2009年首都圏高校入試結果
埼玉公立後期募集 人気校は固定化

埼玉県公立高校後期募集の受験者数は昨年より736人増え31,341人。

県公立高校全体の入学許可候補者も335人増えているが、平均倍率は昨年より0.02ポイント上がり1.32倍だった。

前期に続き、分散傾向に歯止めがかかっているように見えるが、普通科の倍率は横ばいで、前期のように上昇はしなかった。

普通科の倍率は昨年並み、専門学科は復調、理数科は緩和

全体倍率は上昇したが、学科別では分散傾向が見られた。
平均倍率では2009年度もトップを続けている理数科だが、2年続けてダウン。
2.29倍から1.91倍になったため、後期平均倍率で2倍を超える学科は姿を消したことになる。

昨年、緩和した看護科が1.69倍から1.84倍に上昇し、昨年と同じ2位ながら1位との差を大幅に詰めている。
3位の外国語科も同様に一昨年の1.78倍から昨年1.31倍に下がった倍率を1.64倍に上げている。

普通科は昨年と同じ1.34倍だったため、順位が入れ替わり4位。
続く専門学科が0.11ポイント上昇させ1.23倍、総合学科も0.02ポイント上げて1.17倍だった。

学科ごとの平均倍率に関しては差が縮んでいるのは、例年、人気の高い理数科や今年の前期でも倍率を上げた普通科を避けて確実に公立高校合格をねらう受験生が増えたこともあるのだろう。

定時制もポイントを上げているが、近隣都県で見られるほど、倍率は高くない。
昼間定時制や単位制の1部のある高校では人気を集めているが、校数が限られているため、学科ごとの平均倍率に影響するまでには至っていない。

来年度から大幅に変わる入試制度では前期で全体の8割程度の合格者を出すため、2009年度後期の合格状況は2010年度前期の動向に反映する可能性がある。

各校の募集定員に占める割合が異なるため、全く同じということにはなりにくく、高校によっても傾向は変わってくる。

しかし、これまで定員に占める後期募集の割合が高かった普通科では2010年度以降、受験生の動向が前期にシフトすると見ていいだろう。

倍率トップは大宮理数科がキープし、3.19倍

各校別の倍率上位校を見てみよう。

2009年度、2倍を超えたのは7校。
2008年度の4校より3校増えているが、2007年度には13校あった。

分散傾向、安全志向が目立った昨年よりやや集中しているものの一昨年ほどではない。
普通科の難関上位校が10位以内にほとんど見られないのも昨年から続く特徴。

首都圏では上位校人気の高さが目立つ埼玉だが、後期ではより確実な合格を狙う受験志向が強まっている。
近隣都県でも見られる傾向だが、経済状況の影響が感じられる。

大宮の理数科が緩和しているものの2009年度もトップを保っている。
2007年度の4.81倍から昨年の3.75倍に続いて3.19倍にダウンしているが、唯一の3倍台をキープ。

浦和西は後期でも0.30ポイント上昇させ2.04倍で7位にランクインし、普通科では最も高い倍率。
前期でもトップだった人気の高さを後期でも維持している。


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