3大模試の結果偏差値が出揃ったところで、安田教育研究所が独立系であることのメリットを生かして、各中学の結果偏差値の差を入試回ごとに調べてみた。
下の表は、首都圏模試と四谷大塚、センター模試との差を男女別に、日程ごとに算出したものである(四谷大塚とセンター模試の差は小さい)。
ただし、四谷大塚、センター模試は45くらいから上しか結果偏差値を出していないので、45以上について調べた。
明らかに45以上と推定される学校でも、サンプル数が少ないために結果偏差値を出していない学校もかなりある。
また片方の偏差値表にしか掲載されていない学校については集計からは除いてある。
( )内は前年の開き。
| 1月中 | 2月1日 | 2月2日 | 2月3日 | 平均 | ||
| 首都圏模試―四谷大塚 | 男子 | 5.1(4.8) | 6.2(5.2) | 6.0(5.4) | 4.7(4.5) | 5.5(5.0) |
| 女子 | 3.5(3.3) | 4.5(4.0) | 4.7(3.8) | 3.9(3.2) | 4.2(3.6) | |
| 首都圏模試―センター模試 | 男子 | 4.5(5.0) | 5.5(5.4) | 5.6(5.1) | 5.4(5.0) | 5.3(5.1) |
| 女子 | 4.1(5.4) | 5.1(5.8) | 5.6(5.3) | 5.5(5.8) | 5.1(5.6) |
過去数年は模試間の差は年々縮まってきていたが、2009年は逆に開いた(平均では首都圏模試とセンター模試の女子のみ縮まっている)。
首都圏模試と四谷大塚では男女ともすべての日程で差が拡大し、首都圏模試とセンター模試では男子が1月中以外は差が開き、女子は2月2日以外は縮まるという逆の動向になっている。
2007年、2008年とももっとも差が大きかったのは首都圏模試とセンター模試の女子の差であったが、2009年は首都圏模試と四谷大塚の男子の差になった。
一方、もっとも差が小さいのは首都圏模試と四谷大塚の女子の差で、これは過去3年ずっとそうである。
前年もそうであったが、首都圏模試とセンター模試の差は男女でそれほど違いはないのに対し、首都圏模試と四谷大塚の差は男女でかなり違う。
過去3年、1.4ポイント、1.4ポイント、1.3ポイントと推移している。
お父さん・お母さんはしばしば○○模試と○○模試の差はいくつという言い方をしているが、実際には平均を出してもこのように男女で、また日程によってその差はかなりバラバラなのである。
2009年はなんと首都圏模試とセンター模試とで14ポイントも異なる偏差値がついている学校まであった。
学校による大きな差は次回取り上げるが、偏差値は決して固定的なものではないということを知っていただきたいと思う。

2009年5月21日














































はじめての方


