「合同説明会」の数がものすごく増えている。
参加したほうがいいのか、参加するとしたらどれに足を運べばいいのか、今回は「合同説明会」の活用法について考えてみよう。
学校は客観的な材料で選んだ方が間違いがない?
ここ数年父親が熱心に中学受験にかかわるようになっている。
そうした父親の中には、
「その学校を訪れた数時間で何がわかるというのか。
校風で選べとはよく言われるが、これは無責任かつ非科学的だ。
客観的な偏差値や大学合格実績で選択することこそが合理的だ」
と言う人が少なからずいる。
自分の主観ではなく、客観的な材料で選んだ方が間違いがないというのである。
データによる学校選びだったら、学校に足を運ばなくてもリビングでできる。
しかし、こうしたことをいくら熱心にやっても、わかるのは学校の予備校的側面でしかない。
学校の真の魅力は、自分の足で校内を歩き、自分の目で先生、生徒を見、生の声の説明を聞いてこそわかる。
そうした学校歩きの第一歩が「合同説明会」だ。
「合同説明会」といってもいろいろ
「合同説明会」はまだ学校が絞りきれていないときに有効なので、1学期から夏休みにかけて開かれることが多い。
年々いろんな学校の組み合わせで、たくさんの合同説明会が開かれるようになっている。
ひとくちに合同説明会といっても、その都県の私立中学高校協会が主催してすべての私立中学が参加する大規模なものから、特定地域の学校が集まって開かれるエリア別、男子校・女子校・共学校・大学付属校・キリスト教系といった同種の学校が集まって開かれるもの、塾団体・大手塾や出版社が主催するものまで、いろいろなタイプのものがある。
合同説明会は、一度にたくさんの学校の情報を集められるだけでなく、同じ時間、同じ場所で各校の先生と接するので、比較検討しやすいという利点がある。
すでに第一志望校が決まっていても、併願する学校を探す必要があるから、都合がつくようなら極力参加したいものだ。
受験案内などで気になっている学校が、どの「合同説明会」に参加しているか学校に問い合わせてみよう。
興味のある学校だけでなく、家から近い地域の学校による合同説明会には、参加してみるといい。
通学できる範囲に、受験案内では見過ごしていた学校で、興味を持てる学校を発見する場合も多いからだ。
また男子校志望、女子校志望、付属校志望、キリスト教系志望というように、ある程度学校のタイプを決めているのなら、そうしたグループの合同説明会に参加すれば、同種の学校を同じ環境の下で観察できて、学校の違いがよくつかめる。
合同説明会に参加しない学校については、後日学校が開く「学校説明会」に参加して情報を集めるようにしよう。

2009年6月 2日












































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