毎年50万人余りの受験生が出願し、今や国家的行事ともなっている大学入試センター試験(センター試験)。国公立大を受けるには原則としてこの試験を受けなければなりませんし、この試験を利用する私立大も年々増え続けています。このため、高3生がこの試験を受ける割合は年々アップし続けているのです。ここでは、センター試験のことが「イマイチよくわからない」という人のために、そのしくみについて説明しましょう。
19年度の志願者は4年ぶり、約2,000人増加!
19年度のセンター試験の志願者数は55万3,352人で、18年度より1,970人(0.4%)増えました。18年度まで3年間減っていましたので4年ぶりの増加となります。男女別では男子、現浪別では現役が多数を占めていますが、18年度に比べて増えたのは女子と現役です。また現役志願率は年々アップを続けており、19年度には1.4ポイント増え、過去最高の37.7%に達しました。都道府県別では、富山が最も高く50%を超えています。
英語リスニングテストの解答時間は正味30分
センター試験の出題科目は右表の6教科28科目で、外国語は英語のみ筆記試験のほかリスニングが課されます。この全科目(合計9コマ)をすべて受験する必要はありませんが、出願する大学・学部が指定する科目は受験しなければなりません。国公立大は5または6教科7科目、私立大は2または3科目程度を課す大学が多くなっていますが、例外も多いので志望校の入試科目は早めにチェックするようにしましょう。
20年の時間割をみると、1月19日(第1日=4コマ)は公民、地理歴史、国語、外国語、20日(第2日=5コマ)は理科①、数学①、数学②、理科②、理科③の順に、それぞれ午前9時30分から実施されます。
外国語の英語選択者に課されるリスニングの試験時間枠は60分ですが、このうち試験解答時間は正味30分で、残りの時間はイヤホン・ICプレーヤーなど使用機器の配付、音声確認等にあてられます。配点は筆記試験の200点とは別枠の50点で計250点となり、ドイツ語など他の4科目の200点とは差が生じますが、多くの大学は英語の得点を0.8倍して不公平にならないようにしています。
センター試験利用私立大は全体の80%以上に!
センター試験を利用する私立大の数は年々増え続け、20年には467大学1286学部となる予定です。利用大学数は全私立大の80%以上にあたります。20年に新たに利用するのは日本医療科学大・武蔵野美術大・鶴見大・横浜薬科大など18大学(21学部)、既に利用している大学で新たに利用する学部・学科があるのは、青山学院大-文、日本大-生物資源科学、立命館大-映像など26大学26学部に達します。また青山学院大・東京女子大・法政大などでは「前期のみ」→「前期・後期」など実施回数を増やしており、私立大におけるセンター試験利用入試の重要性はますます高くなりそうです。

2008年1月28日



























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