センター試験国立大は5(6)教科7科目が中心
ここ数年センター試験は国立大を中心に5または6教科7科目を課す大学・学部が多くなっています。これは、学生の学力低下の原因の一つが入試科目の軽減にあるという反省から、国立大学が16年からセンター試験科目を7科目にしようと申し合わせたためで、国立大では7科目以上課す学部が16年に80%、20年に90%を超えました。7科目となると、地歴・公民必須、数学2科目となるケースが多い文系の受験生の負担がかなり大きくなっています。
20年に7科目以上を課す学部の割合は公立大でやや減少しました。また旭川医科大・九州大の医学部医学科などでは、新たに理科3科目必須の5教科8科目を課します。
2次試験は国立大では2教科が中心
2次試験で課す教科の数は、前期では2教科が多くなっています。その内容は、文系では国語・外国語、理系では数学・理科が中心ですが、両者を比べると、一般に理系のほうが教科数は多いようです。右のグラフで、「課さない」学部が多いのは、小論文・面接・実技などは教科として扱っていないこと、後期で2次試験を課さず、センター試験だけで合否を決める大学が多いことによります。
2次試験の教科数もどちらかというと、増える傾向にあります。これは、負担増によって多少志願者は減っても、高校で幅広く学習した受験生を迎えたいという大学の考えを反映したものと言えましょう。
小論文は295学部、面接は238学部で実施
小論文など教科試験以外の試験を課す学部数は右の図の通りです。小論文が最も多く、入試実施学部を分母とした実施割合は国立大54.4%、公立大54.2%で大差ありません。総合問題の出題内容は大学によって様々で、志望校の入試科目にこれが含まれている場合は、その大学の過去問を調べるようにしましょう。一方リスニングの実施学部数は17年の129に対して20年では41と大幅に減少しました。これは、18年からセンター試験の英語でリスニングが導入されたため、多くの大学が独自の試験は必要ないと判断したものと考えられます。

2008年2月 1日


























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