面談・面接でじっくり人物を評価するAO入試
AOとは「アドミッション・オフィス」、つまり「入試事務室」の意味で、大学が入試のための専門組織をつくり、書類審査や面談・面接などを通じて、学業成績ばかりでなく受験生の個性や適性、勉学への意欲などをじっくり評価して選抜します。一般的には学校長の推薦を必要としない点で自己推薦入試と似ていますが、面接を複数回かけてていねいに行う、入試のスタート(エントリー)が早い、模擬授業を受講するなど選抜に工夫がこらされているなどの点が異なります。
AO入試は従来の入試が学力試験に偏ったことに対する反省から生まれたもので、その採用大学は年々増加の一途をたどっています。とくに国公立大では、後期日程廃止の条件としてAO入試や推薦入試の導入が求められていることもあり、20年入試で岩手大-人文社会科学、東北大-教育・医(保健)・薬、お茶の水女子大-全学、富山大-理、金沢大-理工学域などが新たに実施。国公立大合計の実施学部数は19年の136学部から154学部へと増加しました。
AO入試は早期スタート&ロングラン
AO入試の実施方法や試験日程は大学ごとに異なりますが、6月頃にエントリーを開始するケースもあり、早めに準備することが重要です。エントリーは夏休み前後にオープンキャンパスや進学相談会を活用し、エントリーシートに志望理由や自己アピールを書いて提出するパターンが一般的です。面談は夏から秋にかけて複数回に分けて実施し、内定が出た段階で10月頃に正式出願、最終の面接を経て、11月に発表というケースが多いようです。試験期間は長期にわたりますが、「絶対この大学に入学したい」という強い意志のある人は、チャレンジしてみましょう。

2008年1月28日


























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