公立入試は事実上2回とも「学力による選抜」。成績だけでなく本物の力が問われる
県内入試を牽引する「特色化選抜」
公立高校の特色化選抜が大変な成功を収めています。とうとう来年は、全日制高校144校のうち、137校が募集枠の上限50%を採用します。
「特色化」は名前のとおり検査方法に制限がなく、自校の望む生徒獲得に合わせて自由な入試を行うことができます。このため、学力検査のない推薦入試を嫌う上位校も、積極的に参入してきました。こうして、上から下まであらゆるレベルの募集枠が充分に用意され、受験生にとって大変魅力的な機会になったのです。
学校側は制度の柔軟性を活用して、入試の様子を見ながら自校のやり方を調整しています。その結果、独自作成問題を実施する高校が増えるなど、全体の流れはさらに学力重視へと傾いてきました。
今年から内申点の学校間格差を補正
学校の成績に絶対評価が導入されて以来、基準のない中でつけられた点数が、入試でそのまま合否判定資料として使われることに対する批判が続いてきました。
千葉県は今春の入試から、調査書点の数値を学校間格差を加味して補正する制度を導入することにしました。初年度の今年は、後期の学力選抜では全校がこれを用い、特色化選抜では補正をおこなうかどうかを各高校の考えに委ねる、ソフトな運用となっています。果たしてどんな結果になるか、入試後の検証が注目されています。
前期選抜に定員をシフトさせる私立
私立の入試制度の自由化は初年度から大変動を引き起こしました。多くの学校が1月16日からの前期日程を募集の中心と位置づけ、併願可の入試として定員を多く割り当てたのです。その結果、一気に入試日程は前倒しになりました。受験生にとっては、この前期選抜で「納得できる押さえの高校」を確保することが入試で成果を挙げるための大きなポイントとなります。スタートダッシュを可能にする早目の仕上げを意識して勉強を進めましょう。


2008年2月 1日 09:00













