年々共学化する学校が増え(今年も郁文館、郁文館グローバルが共学校となるほか、東京都市大学等々力が共学部を開設。
2011年には東星学園が女子校から共学校になり、その先では中央大学横浜山手も共学化)、男子校、女子校は少なくなる一方だ。
2009年4月現在、全国の私立高校1,320校中、男子校は119校、女子校は304校。
いまやそれぞれ9%、23%しかないのが現実だ。
幼稚園(保育園)・小学校・中学校と共学できて、高校の先の大学も共学、社会でも一部の職種を除けばほとんどの世界が男女一緒。
そうなると、高校の3年間のみ男子校、女子校というのは長い人生の中できわめて例外的な期間になる。
しかし、考えようによっては、だからこそ「男子だけの生活」「女子だけの生活」がこの時期にしか経験できない貴重なものに思える。
人間は、普段と違う空間・時間のときほど、刺激を受け成長するものだ。
親の転勤で地方生活、海外生活したときほどこれまでの自分と違った自分を発見できるのではないだろうか。
読書でもそうだ。
いつも読んでいるジャンル、作家のものは読みやすく居心地がいいが、飛躍的な発見はない。
が、普段手にしないジャンルのものを読んだときには知らないことをたくさん吸収しているものだ。
人間、違う環境に身を置いたほうが「離陸」しやすい。
そうとらえれば、男子校、女子校もおもしろいのではないだろうか。