千葉県の公立入試は、学力を適正に評価しようとする姿勢が鮮明です。
前期の特色化選抜では、中堅以上のほぼ全校で独自問題による学力検査を課しているので、後期の学力選抜同様、当日の得点力を身につけていることが重要です。
また、調査書も3年間の成績が記載され、評定も学校内のポジションを反映する形に調整されて用いられます。
中学での学習成果が総合的に問われる入試といえるでしょう。
特色化選抜
実施日 2/5
- 公立募集枠の50%弱
ほとんどの高校が枠一杯の50%を募集。公立全募集人数の5割近い大規模選抜です。 - 何でもありの検査項目
各高校の独自検査は、自校問題の学力テストから面接・討論・口頭試問まで多種多彩。 - 出願は自由
地域制限内の生徒なら誰でも受験可。校長の推薦書は不要です。 - 厳しい競争
競争倍率は約2.2倍。後期の「学力検査等による選抜」以上に厳しい入試です。
合否判定資料
1.全校で利用されるもの
●調査書
「学力検査等による選抜」と共通のもの。
※内申点の学校間格差調整は各高校の判断ですが、行うのが主流。
調整をしない学校は、幕張総合など13校です。
●志願理由書
志願の動機・自己PR・部活動やボランティアなどの活動実績等を記載。
2.各高校の独自検査(全日制普通科系)
次のうち一つ以上を実施します。
※「その他」があるので事実上自由に決められます。
●面接
6割以上で実施。
※千葉・千葉東・船橋・薬園台(普)・東葛飾・佐倉・長生など、独自問題(応用5科)の学校(学科)は実施せず。
●自己表現:自分のテーマについて発表を行う。
幕張総合(普)、津田沼など。
●作文
検見川・市立習志野など。面接との組合せが多い。
●小論文
柏の葉、下総(生産技術)など。
●適性検査
我孫子、土気、市川南など。
●独自問題
応用5科 県立千葉、県立船橋、東葛飾等
※各地域のトップ校等で実施。
応用3科 八千代(普)、船橋東、国分等
基礎5科 鎌ヶ谷、柏中央、千葉工業
基礎3科 千葉南、八千代東、船橋二和等
※独自問題で最も多い形。幅広い学校で実施。
総合市立稲毛、柏南
変則柏(国社英・数理)、柏の葉(英・数)等
合否判定方法
- 各高校で決定します。
- 「調査書」「志願理由書」「独自の検査」の算入比率は、高校によって異なります。
- 独自問題使用校では、学力テストの得点を重視する可能性が高いと思われます。
千葉県の通学区域
- 首都圏で唯一、通学区があります。
- 隣接している学区も受験できます。その際、受験に不利はありません。
- 幕張総合・専門学科・総合学科は、全県から受験可能です。
- 市立は一部を除き、市内のみ受験が可能です。
- 埼玉・茨城の隣接地域で県外受験枠もあります。

2009年11月25日










































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