ちびっこ向け(幼稚園~小学校低学年)
見えない力を育てる本
『世界一なぞめいた日本の伝説・奇譚』
著者 : 鳥遊まき
出版社: こう書房
価格 : 1,365円(税込)
『今昔物語集』や『宇治拾遺物語』など日本中世の名作から、子ども向けに物語を再編集した作品。
「羅城門」や「酒呑童子」といった誰もが知っている名作から、あまり知られていない掘り出し物までが、<人と動物><異郷>といったカテゴリー別に読みやすく編纂されています。
同作品の別バージョンとして、オーディオCD物語版も販売されています。
<栄光ゼミナール国語科 竹本先生が読んだ感想☆>
小さい頃から古典名作に触れておくことの有益性はいうまでもありません。
この本がまだ早いかな、というお子様には同じシリーズで『世界一おもしろい日本の伝説』もあります。
そんな場合にはこちらの方が読みやすいと思いますよ。
小学生向け(小学校 中・高学年)
これが入試でねらわれる!!
『ふしぎなことば ことばのふしぎ』
著者 : 池上彰
出版社: ちくまプリマーブックス
価格 : 1,260円(税込)
ふだんわたしたちがなにげなく使っている「ことば」。
その「ことば」の本当の意味やもともとの由来などを気に留めながら生活している人はそうそう多くないでしょう。
この本では、私たちの身近にある「ことば」たちをとりあげています。
たとえば、アルファベットの「A」は、もともとは「牛」の顔を表していたといわれています。
なぜ「A」が「牛」かというと、「A」はある時期までは逆さまに書かれていたのです。
「A」をひっくり返すと2本の角を持った牛の顔になりますね。
このような、ためになる「ことば」のふしぎがいっぱいつまった本です。
<栄光ゼミナール国語科 竹本先生が読んだ感想☆>
「ニワニワニワニワトリガイル」や擬音語・擬態語など、楽しみながら「ことば」を身近に感じることのできる内容でてんこもりです。
中学入試でも数多くの学校で出題され続けている名作。中~高学年向きです。
中学生向け
これを読まずに何を読む!!~中学生必読の書
『死神の精度』
著者 : 伊坂幸太郎
出版社: 文春文庫
価格 : 550円(税込)
主人公は「死神」。
人間の世界に降りて来て人間の姿になり、数日後に死んでしまう運命にある人物に接触し、本当にその人物が死に値するかをチェックする仕事をしています。
そして、接触した人物と会話を重ねることで、死ぬ必要がないと判断した場合には、死神は回避の判定を下すこともできます。
まもなく死ぬ運命にあるのに本人はそれを知らないことの不思議さと、それを知っている死神の心の波が清冽に絡み合います。
<栄光ゼミナール国語科 竹本先生が読んだ感想☆>
伊坂作品は読みやすくエンターテインメントの要素を持った本もあります。
本作品であれば中学生でも読めるはず。
中学生のうちから伊坂幸太郎を読んでおくことのアドバンテージはすごいですよ。
保護者向け
家でもカフェでも電車でも『迷ったらこの1冊!』
『東京サイハテ観光』
著者 : 中野純=文 中里和人=写真
出版社: 交通新聞社
価格 : 1,890円(税込)
関東圏内の中から「レトロでうらさびしさを醸し出している風景」を20数点選出した写真集。
新橋のガード下や、墨田区の下町、川崎の工場コンビナートなどなど、昭和の匂いを彷彿とさせる風景が目白押し。
人間の作りあげた人工物が、無機質でさびしいのになぜか輝きを放つ違和感と静かな興奮。
そんな写真たちに解説つきの文章が華を添えています。
<栄光ゼミナール国語科 竹本先生が読んだ感想☆>
本コーナー初?の写真集紹介です。完全にお父さん向きですね。
(え? ここが東京なの!?)と思わせるほどのレトロでノスタルジックな風景の数々には、思わず畏敬の念を感じずにはいられません。
書店や図書館にいらした際には、たまには写真集コーナーを覗いてみてはいかがでしょうか?

2010年2月 1日










































はじめての方


