■県立千葉中2千名超、千葉と茨城の女子だけが増に
事前の予想では、小学校卒業生こそ1万2000人ほど減るが、受験率が上昇するので受験者数はほぼ前年並みと思われていた。ところが願書受付が始まってみると、出足は予想外に低調。自宅のパソコンで各校の出願状況を見て、倍率が低そうなところを狙って出願してくるのではないか。そのうち増えてくるであろうとにらんでいた。ところが最後まで回復の兆しがなかった。
茨城南部を含め、県ごとの全体状況を見てみよう。下に、1月入試についての数字を表にしてみた(12月の推薦入試などの数字はのぞいてある)。
2008年度入試 埼玉・千葉・茨城の全体状況
| 男子校 |
女子校 |
共学校 |
合計 | |
| 埼玉 |
5,703(5,838) |
4,140(4,445) |
25,986(26,944) |
35,829(37,227) |
| 千葉 |
- |
4,241(3,958) |
23,404(23,709) |
27,615(27,758) |
| 茨城 |
- |
100(91) |
4,178(4,483) |
4,278(4,574) |
こうして表にしてみると、2007年度入試より応募者数が減少していることがハッキリとわかる。増えたのは、千葉と茨城の女子校・だけである。千葉は、県立千葉中の開校もあって、大幅な受験者数の掘り起しが起こると見られていた。県立千葉中は2142名が一次検査を受検したが、出願に際して第一志望であることが要件とされたため、私立の併願増にはつながらなかった。
これまで常に右肩上がりで推移してきた埼玉・千葉で、こうした頭打ちになったことは注目に値する。もっとも千葉はほぼ横ばいなので、小学校卒業生数の減少を考えれば受験率では依然上昇を続けていることになる。千葉の女子が例外的に増加しているが、内訳は聖徳大附属が166増、前年飛躍的に増加した和洋国府台がさらに59増、国府台女子学院が58増と3校とも増えていて、埼玉の女子校と好対照であった(1月入試トータルの数字)。
埼玉は ▲1398 とかなりダウン。新設校や大規模な学校のモデルチェンジなど中学受験をめぐる大きな話題がなかったことが小学校卒業生数の減少を埋めることに繋がらなかったといえる。絶対数では共学校の減少が大きいが、共学校は数が多いので、むしろ3校しかない女子校で▲305というのが目立つ。もっともこれの主たる要因は、浦和明の星、淑徳与野など、首都圏の高学力女子の前哨戦だった学校で、チャレンジ層が離れたことにあると見られるので(秋口の模試の志望状況からこの兆候はあった)、県内の受験生離れとはいえないだろう(大妻嵐山理数アドバンスAは53増)。
茨城も聖徳大学附属聖徳が若干増えているだけ。共学校はトータルでは減っているが、学校ごとに見ていくと、土浦日大一般第1回・第2回、常総学院一般第2回、清真学園前期・後期などが増えている。
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2008年2月 1日 00:29












