首都圏公立中高一貫校の今年の適性検査の出題傾向は?
各校の独自性を超えた、一般的な適性検査の方向性を探ってみたいと思います。
充実ぶりが目立つ資料問題
適性検査の中心となるのは、資料問題といっていいでしょう。
資料問題とは、図表やグラフ、写真などのさまざまな資料を理解することを主眼とする問題のことです。
テーマとなるのは社会や理科の多彩な内容で、それらの資料を見て計算処理を行い、文章記述によって答えるというのがパターンです。
したがって、主要4教科すべての要素を含んでいるといえます。
このジャンルの今年の問題を見ると、内容の充実ぶりが目立っています。
以前は傾向を読み取って指摘すれば済む問題も多かったのですが、最近は目立つ部分に気がつくだけでは不十分で、指数や百分率などの計算をして数値で傾向を答えさせることが定番化しています。
また、読みとらせる内容も、かなり細かい差異や項目別の動きのちがいなど、より丁寧な情報の取り出しが必要なケースが増えてきました。
これらは、受検生の図表読解力のレベルアップに対応するものといっていいでしょう。
学校による難易度のばらつきはあるのですが、相当な実力をつけておきたいジャンルです。

2010年3月 1日









































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