3月24日、参議院本会議で与党三党による賛成多数で平成22年度予算が可決された。
戦後5番目という早い予算成立である。いったいどんな中身なのだろうか?
「ねじれ国会」解消の効果
現在の国会は衆議院、参議院ともに与党が過半数を占めている。
前政権の時代の「ねじれ国会=衆議院と参議院の多数派が異なる」状態は解消されているので、通常国会は与党のペースで進行、早めに本予算が成立した。
ねじれ国会の下では、予算の審議には衆議院の優越の原則があるとは言え、参議院で多数派の野党が抵抗すれば、成立までこぎ着けるには大変である。
まして、それ以外の法案は、国会を通過させることが非常に難しくなり、政府の機能は低下する。
今回は、首相や民主党幹事長に関わる政治と金の問題、先行きが危ぶまれる沖縄普天間基地移転問題などがあるにもかかわらず、予算がすんなり成立したことで、改めて両院過半数の威力が確認された。
衆議院で圧倒的多数を占める民主党が、小党である国民新党、社民党との連立を選択したのは、このためである。
夏に行われる参議院選挙でも、民主党単独、あるいは連立与党で過半数に達するかどうかが焦点となる。
《ポイント 予算の決定の流れ》
前年の夏~秋頃に各省庁で概算要求をまとめる。
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財務省がとりまとめ、内閣で年末までに予算案を作成する。
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衆議院にかける。予算委員会で十分に審議する。
必要な場合には、関係部署の専門家を呼び公聴会を開く。
審議終了後、委員会で採決を行う。
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衆議院本会議で採決を行う。
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参議院にまわし、以下同様に審議、採決を行う。※予算は必ず衆議院で先に審議(予算先議権:衆議院の優越)。
※衆参で採決が異なる場合には両院協議会を開き、それでも意見の一致が見られない時は衆議院の議決がそのまま国会の議決となる(衆議院の優越)。
※参議院が30日以内に議決をしない場合、衆議院は参議院が否決したとみなすことができる。

2010年3月24日








































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