首都圏高校入試の先陣を切って、東京・神奈川で公立高校の推薦入試・前期選抜が実施された。2/10からは東京・神奈川で私立高校の一般入試が開始される。いよいよ高校受験の本番突入。そこで、東京・神奈川の公立高校の推薦入試・前期選抜の出願状況を見てみよう。
■東京都(推薦入試) 全体的に緩和と分散化
都立高校の推薦入試は、昨年より募集人員が増え、応募者が減ったため全体的に緩和。とはいえ、普通科については3倍を超えることに変化はなく、前年、緩和した普通科(単位制)、総合学科では倍率がやや回復。人気の分散傾向が見られる。
| 募集人員 | 応募人員 | 受検倍率 | |
| 普通科 (コース、単位制以外) |
5,713 (5,614) | 19,880 (20,466) | 3.47 (3.64) |
| 普通科(コース制) | 240 (296) | 496 (410) | 2.07 (1.38) |
| 普通科(単位制) | 1,224 (1,224) | 2,725 (2,583) | 2.22 (2.11) |
| 普通科合計 | 7,177 (7,134) | 23,101(23,459) | 3.21 (3.28) |
| 専門学科合計 | 2,333 (2,361) | 5,133 (5,621) | 2.20 (2.38) |
| 総合学科 | 936 (840) | 1,963 (1,732) | 2.10 (2.06) |
| 全日制合計 | 10,446 (10,335) | 30,197 (30,812) | 2.88 (2.98) |
*募集人員、応募人員、受検倍率の ( )内は昨年度数値
推薦入試では定員内の募集人員が限られるため、全体的に倍率が高い状況が続いている。そのため、推薦入試と一般入試とで同じ学校に出願するのもそう珍しいことではない。もちろん、推薦と一般とでは選抜方法が違うので、推薦で不合格であっても一般で合格できる可能性はある。行きたい学校を受験する機会が2回あるなら、チャレンジしない手はない、という受験生を集め、昨年度の青山では11.33倍の高倍率を記録した。青山は特例としても、普通科だけで駒場(5.95倍)、東(5.70倍)など30校が4倍を超えた。
青山が2年連続最高倍率、進学重点校は軒並み下げる
今年度もトップは青山の8.78倍だが、昨年より約70名減少の237名が応募。竹早(5.50倍)、三田(5.54倍)、文京(5.49倍)、駒場(5.40倍)、小松川(5.27倍)、豊島(5.09倍)と続き、5倍を超える倍率の普通科は昨年の11校から7校に減少。4倍以上の学校も27校にとどまった。推薦で4倍台の普通科は以下の通り。国立(4.90倍)、立川(4.83倍)、都立大附(4.77倍)、練馬(4.63倍)、足立新田(4.61倍)、戸山(4.57倍)、日比谷(4.49倍)、豊多摩(4.48倍)、葛飾野(4.44倍)、小平(4.38倍)、石神井(4.33倍)、広尾(4.26倍)、深川(4.24倍)、小山台(4.22倍)、江北(4.22倍)、東(4.17倍)、小平西(4.15倍)、本所(4.08倍)、八王子北(4.08倍)、雪谷(4.02倍)、江戸川(4.00倍)。
目立って倍率を上げている高倍率校は見当たらず、推薦入試とはいえ確実に合格を狙っていく層の増加を物語っている。進学重点校に絞って見ても、日比谷(4.57倍→4.49倍)、戸山(4.94倍→4.57倍)、西(3.46倍→3.92倍)、八王子東(3.70倍→2.43倍)、青山(11.33倍→8.78倍)、立川(4.40倍→4.83倍)、国立(4.49倍→4.90倍)。前年より倍率が上昇しているのは3校のみ。一般入試でも自校作成問題を採用しているため、問題が難しくなることから敬遠傾向が一部で指摘されているが、推薦入試の段階から「ダメモト」受験は避ける動きが出てきている。


2008年2月 6日 09:24












