受験にはまる父親
土日の合同説明会はもちろん、平日の学校説明会でも父親の姿が多くなっている。またその参加の仕方がグンとヒートアップし、合同説明会では、ブースに座っている先生が何科の先生かわからないので、「4教科の過去問すべてに目を通して出かけた」。学校説明会では、「6年分の教科書・副教材をチェックした」「各学年すべての授業を見学した」。塾には、テストがあるたび即各科の平均点を問い合わせ、「わが子の答案チェックと同時に弱点を確認した」。自宅では、すべてのテストの結果、志望校の配点・検査時間・出題傾向の分析、出願から入学手続きまでのスケジュール管理などを本業の仕事さながらにすべてエクセル入力。……そんな熱くなった、「受験にはまる父親像」が目立つようになっている。
出願状況が変化している
以前は願書受付初日の出願者数で、本番当日の受験者数がほぼ読めたものであるが、最近では差異が大きくなった。父親が家で締め切りギリギリまで出願状況をチェックし、併願校は倍率の低いところに出願するケースが増えているからである。えてして父親はこうした「策」に走りがちで、本人のモチベーションを損なうことがある。また、「父親が管理者のごとく子どもを管理する生活」は、子どもに人任せの姿勢、自分で判断しない習慣をつけてしまう。
父親が参加することは決して悪くはないが、母親と同じように熱くならないで、母親とは異なる視点、父親らしい冷静な判断を生かしてほしいものである。

2008年2月19日














































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