生徒が主体となって行事、クラブを運営する
私学はそれぞれ建学の精神に基づく教育を展開しているといわれますが、なかでも学校の個性が際立って強いのが男子御三家校です。
開成中学校
東京大学の合格者数が圧倒的に多いのが開成です。なんと、26年間にもわたって全国No.1の座を維持しています。東大合格ばかりに注目してしまいがちですが、開成の魅力はそれだけではありません。毎年5月に6学年縦割りで行われる「運動会」は、男子校らしい伝統が受け継がれています。
麻布中学校
麻布は比類のないほど自由な校風が特徴です。生徒を子ども扱いせずに、一個人として尊重しているからです。したがって、生徒には自覚が求められます。2万人もの来場者がある文化祭などの行事や生徒会活動など学校生活のすみずみにまで生徒自治が貫かれています。
武蔵中学校
武蔵は、まるで大学のように学問を追究するアカデミックな授業を展開しています。校則の少ない自由な学校として、中学生段階から大人扱いを受ける生徒たちは、自分が興味・関心を持っていることや、得意なことに熱中しています。自ら調べ、自ら考えるという教育方針が徹底されているのです。
男子御三家校は、それぞれが独自の指導方法により、総合的に人間としての成長を図っています。
その一方、この3校には共通する点もあります。生徒を型にはめることなく、自主性や個性を伸ばすことに最大限の配慮をしていることです。例えば、行事やクラブ活動などは、3校とも生徒が自主的に企画・運営するスタイルを取っています。
生徒同士がお互いに協力し、刺激し合うなかで自己を見つめ将来の目標を探り、それに向かって自分で勉強するという姿勢が浸透しています。
このため、3校とも宿題が少ないことも共通しています。予備校のように受験テクニックを教えるような授業やいわゆる受験指導、進学指導と言われるものもほとんどありません。生徒たちは自分で考え、行動する姿勢が身についているのです。
また、全ての教科をまんべんなく学習することが大切であると考えているため、大学受験科目に偏重した教科学習は行いません。
つまり、自分で自分の道を切り開いていくという精神が貫かれているのです。

2008年1月21日


























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