クジャクが羽を広げるのは、雌への求愛のアピールなのじゃ。雌の前で飾り羽(上尾筒)を大きく広げ、雌に対していつも顔を向けるように位置して求愛する。ときどき羽全体をふるわせて、シャーッというような音をたてるぞ。
鳥は一般に雄の方が大きく美しいものが多い。雌は抱卵、育雛などの時間が長いため、小型で地味なものが多い。美しい雄は、雌によって配偶者として選ばれることが多く、より美しい雄ほど自分の子孫を残すことができるのじゃ。その結果として、雄は代を重ねるごとに美しさを増していく。これを性選択というのじゃよ。
鳥の求愛のしかたはそれぞれの種類によって異なるのじゃ。アホウドリは雌の前で翼を広げ、体を直立させて大声を発する。キジは雌に対して横向きになり、首をうなだれるようにして美しい尾羽を広げる。ツルは互いに翼を広げたりして前かがみになり、そのあと首をのばしてのび上がることを繰り返す。これら以外にも、さまざまな儀式化された行動があるのじゃ。

2008年3月19日



























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