グループでの大学序列化に問題。受験者の志向にも変化
「早慶上智」「MARCH」というくくりにも変化が・・・・・・
今の時期、新聞には予備校のチラシが盛んに入ってくる。「早慶上理」に何人合格した、「MARCH」に何人合格したという数字が大きな字で記載されている。大学事情に関心のある方なら、「早慶上智」が早稲田大、慶應義塾大、上智大を表すこと、「MARCH」が明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大のローマ字表記の頭文字をとったものであることはご存知だろう。最近では、東京理科大を加えて「早慶上理」と言ったり、学習院を加えて「GMARCH」と言ったりもしている。予備校関係者の造語であると言われているが、これらはその当時の入学時の難易度でくくってグループ化したものである。あくまで入学時の難易度にすぎないものが、その後一人歩きしてしまっている。各大学の学部による伝統・実績・特色等を越えて、大学名ですべてが決まってしまっているようなところがある。以前だったら司法の世界で極めて評価が高かった中央大の法学部が埋没し(法学部でも早大、慶大の方を選択)、以前だったら首都圏の女子校出身者はJAL(上智大、青山学院大、立教大)志向が強く、明治大、中央大、法政大はあまり受けなかったものが、近年はその差があまりなくなっている。そして何より、各大学がいろいろ努力を重ねても、こうしたグループから脱して上のグループに「昇格」することを非常に難しくしている。

2008年3月19日


























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