クラブ活動と大学受験勉強の両立は難しい?
クラブ活動に明け暮れて、全く学業に手が付かない状態です。このまま高2まで行くと大学受験は厳しいものになるのは目に見えています。とは言っても、もう親の言うことを聞く年齢でもありません。かえって反発するだけで、一向に聞く耳をもたないという状態です。親の願いとしてはある程度の大学に入ってほしいと思っており、気ばかり急いています。どうすれば本人が自覚を持って勉強するようになるものでしょうか。(高1男子・保護者)
最も悩んでいるのはご本人ではないでしょうか。ご本人としても自らのおかれている状況に満足しているわけではないことは、十分自覚しているはずです。やはり、誰もがクラブも出来て、成績も良いというのが理想ですが、クラブも続けたい、勉強もしなければというジレンマに悩むのが多数派だと思います。クラブ活動と学業の両立は、想像以上に難しいのです。ましてや、活発に活動をしているクラブでは、学業に取り組む時間をつくるには相当な工夫がいるでしょうし、強い意志が必要です。
それに、高校時代にクラブ活動に一生懸命取り組むという経験は、人間形成の上で、ある意味では勉強以上に貴重なものとも言えますので、クラブ活動を全面的に否定することはできないでしょう。どちらも中途半端になり、後悔することがないようにしたいものです。
クラブ活動を最後までやり通して、その年の大学受験は事実上の不戦敗。実質的には一浪して翌年の大学受験が本番という受験生も少なくありません。そのように浪人覚悟で割り切って大学受験勉強に力を注いでいく方法もありますし、あくまで現役合格にこだわってシナリオを描いて進める方法もあります。その場合は、高3のクラブ活動の引退から受験までの数ヶ月間に効率的に少ない科目で乗り切れる大学学部に照準を絞った学習を進める方法になります。
こうしたいくつかのシナリオを本人が納得いく形で作り上げる必要があるでしょう。おそらく学校か塾の先生の助言を仰ぎながらになるのでしょうが、注意したいのは、大学受験はとても複雑なシステムになっていて、多くの科目の組み合わせが可能ですから、かなり受験に精通した方にアドバイスを得る必要があるでしょう。

2008年4月 1日


























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