明治5年に開館した、上野公園内にある日本初の博物館。縄文時代から江戸時代まで、時代を追って日本の美術品を展示する本館(日本ギャラリー)、中国、朝鮮半島、東南アジアなどの美術品・考古遺物を展示する東洋館(アジアギャラリー)、教科書で見たことのある銅鐸や埴輪など、石器時代から近代までの考古遺物を展示する平成館、法隆寺宝物館、表慶館の5つの展示館と資料館などがある。
| 東京国立博物館(とうきょうこくりつはくぶつかん) | |
| 〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9 | |
| 03-5777-8600(ハローダイヤル) | |
| 9:30〜17:00(入館は16:30まで)、4〜9月の土日祝休/9:30〜18:00(入館は17:30まで)※4〜12月の特別展開催期間中の金曜は20:00まで | |
| 月曜日(祝日・振休の場合は翌日)、年末年始(12/28〜1/1) ※GWとお盆期間(8/13〜15)は、原則無休 | |
| 大人600円、大学生400円、70歳以上・高校生以下無料 ※特別展は別料金 | |
| JR「上野」駅公園口から徒歩10分 JR山手線「鶯谷」駅から徒歩10分 東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅から徒歩15分 東京メトロ千代田線「根津」駅から徒歩15分 京成本線「京成上野」駅から徒歩15分 | |
| http://www.tnm.jp |
※開館時間、休館日、料金等は変更になる場合があります。 館のホームページ等で最新情報をご確認ください。
特集陳列 装飾料紙と鑑賞料紙
料紙とは、一般に書に用いる紙をさします。すでに奈良時代には、「漉き染め(すきぞめ)」「吹き染め(ふきぞめ)」などの染紙や、金や銀の細かい箔を散らしたものなど、美しく飾られた料紙がありました。このような紙を、装飾料紙とよんでいます。
平安時代には、和歌・物語などにふさわしい優雅で繊細な趣のある紙が求められました。型文様を施した雲母(きら)刷り、ろう箋(せん)などの舶載の唐紙 (からかみ)、蝶・鳥の下絵や、漉(す)き模様など、さまざまな意匠をこらした装飾料紙は、王朝貴族たちの感性を今に伝えるものです。12世紀に入ると、和製の唐紙が制作され、装飾の粋を極めた「本願寺本三十六人家集」や、善美の限りを尽くした「平家納経」が登場し、装飾料紙の最盛期が訪れました。鎌倉時代から室町時代にかけてもこれらの技法は受け継がれ、主に金銀泥や彩色による下絵や、型紙を用いた「箔絵(はくえ)」などが発展します。
室町時代以降、茶道が盛んになるにつれて古筆のブームが起こり、もとは巻子(かんす)装や冊子装であった文学作品、写経などが、鑑賞のために切断され、掛幅(かけふく)装や手鑑(てかがみ)(筆跡のアルバム)などに改められました。今回は、こうした古筆の名品や、もとの体裁をほぼ伝えている国宝「元永本古今和歌集」など、華麗な装飾料紙の世界を紹介します。
[会期] 11月5日(水)~12月14日(日)
[会場] 本館特別1室
※内容等は変更になる場合があります。詳しくは館の最新情報をご確認ください。

2008年11月10日


























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