独立行政法人化で変わる
首都圏に12校ある国立大学附属中学校。これは元来、学校教育を研究する機関として設置されたものです。
国立大学附属の中学では入学金は不要で授業料はかからず、学校生活に関する費用が安いことが大きなメリットです。
家庭で負担する生徒会費や教材費などは、年間10万~20万円が一般的です。
高校進学については、2つのタイプがあります。
一つは、高校にエスカレータ式に進学できる私学同様の中高一貫タイプです。
もう一つは併設高校がなかったり、あっても高校入試を受けなくてはならないタイプです。
また、中学校の卒業者全員をそのまま受け入れるだけの定員数がない併設高校もありますので、注意が必要です。
公立高校を受験する際は、同じ学力を持つ公立中学校出身者と比較して、内申点で多少不利になることは避けられません。
なぜなら、どの国立大学附属中学校も、高い学力レベルの生徒ばかりが集まっているためです。
教師陣には、各教科の専門教員や研究者など、優秀な人材を多く揃え、授業内容やカリキュラムは、公立中学とやや異なる面もあります。
これまでは「官立」の学校として、学習指導要領から逸脱することは、原則として行っていなかった国立大学附属校ですが、2004年4月に行われた国立大学の独立行政法人化に伴い、改革のきざしが見られます。
国立大学も経営感覚を持った法人として、その研究や成果をもとに、予算配分が決まるようになったからです。
●併設高校のある国立大学附属中学
お茶の水女子大学附属(女子)
筑波大学附属
筑波大学附属駒場
東京学芸大学附属小金井
東京学芸大学附属世田谷
東京学芸大学附属竹早
東京大学教育学部附属中等教育学校
●併設高校のない国立大学附属中学校
お茶の水女子大学附属(男子)
埼玉大学教育学部附属
千葉大学教育学部附属
横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉
横浜国立大学教育人間科学部附属横浜
●高校受験が必要な国立大学附属中学校
お茶の水女子大学附属(男子)
埼玉大学教育学部附属
千葉大学教育学部附属
東京学芸大学附属小金井
東京学芸大学附属世田谷
東京学芸大学附属竹早
横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉
横浜国立大学教育人間科学部附属横浜
●中等教育学校に改編した国立大学附属中学校
東京学芸大学附属大泉(東京学芸大学附属国際中等教育学校へ)
※2008年9月現在

2008年12月24日


























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