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理科 時事問題にも関心を持とうの問題

日本最高気温の記録更新

2007年8月に日本最高気温の記録が74年ぶりに更新されました。また、気象庁では最高気温が35度以上の日を「猛暑日」と呼ぶことに決めました。地球温暖化、ヒートアイランドなど気温の上昇に関する出来事は近年とても話題になっています。まさにホットな題材です。このような出来事は出題されやすく、日頃から関心をもっておく必要があります。本郷中1回1では、このできごとに天気図をからめて出題しています。これ以外にも、大妻中2回、春日部共栄中2回、東邦大東邦中後期、専修大松戸中2回など多くの学校で、最高気温記録更新や猛暑日の出題が目立ちました。

このように理科の時事問題は、時事的なテーマを中心にしつつ、その関連事項までを一連の流れとして出題されますので、一部分の暗記だけの知識習得にならないよう注意が必要です。

たとえば、天気予報を見るときは、まず、そこに出てくる気象用語に注目します。そして、気象衛星ひまわりの写真だけではなく、その上に天気図を重ねるようにし、注意して見るようにしましょう。

3年ぶりの皆既月食

2007年8月28日は3年ぶりに皆既月食が日本で観測されました。関東地方は残念ながら雲が出ていたため、直接見ることはできませんでしたが、その日の夜のニュースでは月食の様子を生中継で各局が放送していました。
立体的・空間的認識能力を必要とする天体、特に月の問題を苦手としている生徒は多くいます。月食の仕組みは授業で扱いますが、実際に見てみるといろいろなことに気がつき、より授業の内容が理解できたことでしょう。まさに「百聞は一見にしかず」です。

入試問題の例としてあげたのは早稲田中1回ですが、この他にも春日部共栄中1回や江戸川学園取手中1回、市川中1回などでも同様に月食に関する問題が見られました。
2008年8月17日には部分月食が日本で観測されます。その時はペンを置いて、夜空を見上げてみませんか。きっといろいろなことに気づかされると思います。


 

地震

2007年は、3月に能登半島地震、7月に新潟中越沖地震、8月にペルー沖地震と大地震が多い年でした。大地震では、大規模な破壊と同時に多くの命が奪われる可能性があります。その被害を防ぎ、尊い命を守るための取り組みは全ての人が考えなければなりません。このような背景を受けて、中学入試でも地震に関連したものがいろいろな学校で出題されたのでしょう。

「地震計」(城北埼玉中1回)、「マグニチュードと震度の違い」(浦和明の星中1回)、「初期微動継続時間の計算」(東邦大東邦中前期)など、知識や計算、グラフの読み取りを含めた出題のほかに、2006年8月より始まった「緊急地震速報」の問題点(雙葉中)を記述する出題がありました。

このような単純な用語を問うのでなく、考えさせる出題も時事問題では増えています。また、「緊急地震速報」は、2007年10月より一般向けの情報提供も始まりましたので、来年の入試でも出題される可能性が十分にあります。受験生の皆さんは「問題点」や「大地震が起こる30秒前に知ることが出来たら何が出来るか」等をしっかり考えておくと良いでしょう。

テレビや新聞等のメディアからこういった時事的な内容を知ることが出来た場合、その内容をきちんと把握し、考察するよう習慣づけることが大切です。


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