入試科目について
合否判定は学力重視
中学入試の合否判定には、「学力試験」「面接や実技試験」「調査書・報告書」の3つの要素があります。しかし、ほとんどの学校は学力試験の結果だけで判定します。なかにはAO入試として作文などを課したり、試験科目に英語を選択できる学校もあります。国立大学の附属校では、音楽や図工・家庭科などのテストや実技、朗読、作文などを行うところもあります。
4科目入試と2科目入試
学力試験を見てみると、首都圏では次の3つの パターンが一般的です。算数と国語の「2科目入試」。これに理科と社会科を加えた「4科目入試」。さらに、2科と4科のどちらかを選べる「2科・4科選択入試」です。
いわゆる難関校のほとんどは4科目入試を採用しています。これらの学校は国公立大学への進学率が高く、中学・高校で履修する5教科すべてに力を入れています。このため、理科・社会を含めてバランスが取れた学力の生徒を求めているわけです。
一方、2科目入試は中堅校や女子校で行っているところがあります。受験生サイドから考えると、受験準備の負担が軽いのが一番のメリットです。6年生になってから中学受験を決めるケースなど、準備期間が短い場合、4科目で受験準備をするのは負荷が大きいため、2科目に集中して受験学力をつけていくことが多いのです。ただし、2科目受験では受けられる学校がかなり制限されてしまうデメリットもあります。
2科目入試が減る一方で、増えてきたのが2科・4科選択入試です。選抜方法は学校によってさまざまですが、2段階にわたって判定するのが一般的です。この場合、4科で受けた受験生は2回の判定チャンスがあり、2科で受験するより有利になるケースが多いようです。また、4科受験生のほうが相対的に学力が高いことも、合格率の違いに影響しているようです。
2科入試を行っていた学校が2科・4科選択へ、さらに4科入試へと移行しています。難関校をめざすならば、小学校の3?4年生から4科目で受験準備を進めていきましょう。
- 2科受験生と4科受験生すべてを対象に、算数と国語2科の合計点で一定数の合格者を決定。
- 募集人員の残りを4科受験生の4科の合計点で決定。


2008年1月31日 17:30












