志望校に合格できるかどうかの目安となるのが偏差値です。自分の得点の相対的な位置や、学校の入試難易度を知るための判断材料になります。保護者の方も高校、大学受験でしばしば目にしてきたでしょう。
中学受験の偏差値と高校受験のそれを同じものと考えていませんか? 実は同じ偏差値でも、その意味するところには異なる面があるのです。
公立中学3年生のほぼ全員が高校に進学しますから、高校受験で「偏差値50」ならば、同年代のちょうど平均的な得点だったと考えていいでしょう。一方で、首都圏の中学受験率は16%程度。レベルの高い少数精鋭の母集団の中での偏差値なのです。中学受験で「偏差値50」ならば、小学生全体の平均ではなく、かなり学力の高い子どもだと考えられます。実際、高校募集がある中学の場合、中学の偏差値が併設高校より10ポイントは低くなっています。高校受験と比べて、中学入試では子どもの偏差値が低く出るのです。
同じ学校なのに偏差値が違う!?
公開模試などでは、志望校への合格判定を合格可能性80%偏差値などで表しています。これは、同じ偏差値の受験生が10人受けた場合、8人が合格する可能性があるという意味です。しかし、模試会社によって、また受けた月によって偏差値が異なります。これは受験生の母集団が異なることと、志望動向が変わることによるのです。同じ模試でも、複数回入試を行っている学校の場合は各入試ごとに偏差値が違います。これも各入試回で受験生の母集団が異なるのが原因です。
●小学生全体と中学受験生の学力の関係

2008年1月24日 17:09












