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第9回 女子の方が高い公立高校志向

「都立高校全日制等志望予定(第一志望)調査」の結果

「都立高校全日制等志望予定(第一志望)調査」の結果東京都では、毎年12月に都内公立中学校3年生を対象に「都立高校全日制等志望予定(第一志望)調査」を行っている。それによると、おおよそ以下のような結果になっていた。

・都内公立中学校卒業予定者数は、前年比500 名強の減少。
・全日制志望率(私立、国立、他県の学校と高専を含む)は、5年ぶりに上昇。
・全日制のうち都立志望者は前年より250名強の増加。定時制昼間部を含む都立志望率は、
 記録をとりはじめた2003年度以降最高の70.3%に達した。
・都立高校全体の平均志望倍率は1.26倍と、近年で最高だった2年前の値に並んだ。
・普通科(旧学区)男子は1.31倍と、3年前の女子の記録を上回る近年の最高値をマーク。
・昨年増加した私立等(国立、他県含む)の志望者数は、700名近く減少。私立等への志望率(男女計)は一昨年並みに。

右のグラフは、最後の私立等(国立、他県含むが大多数は都内私立)の志望者数の推移だが、常に男子の方が女子より3000~2400人ほど多くなっていることが読み取れるだろう。%でいうと6.0~4.4%ほど高い。逆に言えば、女子の方が公立志向が強いということである。

学力上位の女子の受け入れ先がない

高校受験において、男女でこれほどの違いができる大きな理由は、女子校の上位校ほど高校募集を閉じてしまっていることにある。
2008年度入試で言えば、V模擬の偏差値で65以上となると慶應女子、豊島岡女子学園、東京女学館、富士見、江戸川女子、十文字、日本女子大附属、法政女子くらいしか募集していない。そのためどうしても女子は公立高校に目が行ってしまいがちだ。

このことは、私立の女子校は「穴場」になっているということでもある。募集定員が少ないことが受験をためらわせているようだが、チャレンジすれば合格の可能性はむしろ高いのである。


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