新課程内容の前倒し分も高校入試で出題
数学・理科は要注意
文部科学省が3月に小中学校の新学習指導要領の移行措置案を公表したことは先にお伝えしたが、そのうちの中学生に関わる部分だけここでもう一度掲載しておこう。
A: 今年度中に改訂の内容の周知を図り、来年度から可能な限り先行して実施する。
B: 移行措置期間を中学校は3年間とし、この間に教科書の編集・検定・採択を行い、中学校では2012年度から新しい学習指導要領を全面的に実施する。
C: 数学、理科については、新課程の内容の一部を前倒しして実施、他の教科についても学校判断で実施することができるとする。
D: 道徳や総合的な学習の時間、特別活動については2009年度から新要領の規定を先行して実施する。
案では、中学校では、数学は、来年度からの2年間で22%(70時間)、理科は3年間で33%(95時間)増やす。
総合学習や選択教科を先行して減らすため、移行段階でも中学校の総授業時間は現行と変わらない、
というものだ。
3月の時点では、この前倒し分を高校入試に反映させるかどうかは決まっていなかったが、このほど「理数の前倒し分は全員履修するので対象としてもいい」(文科省教育課程課)ことが明らかになった。
授業中にしっかりマスター
来年度から全面的に移行措置に入るのは、中学では数学と理科だけ。
他の教科は「学校判断で実施」となっているから、校内の定期試験は別としても入試では出題されない。
現行の教科書に載っていなくて(発展学習として掲載されている教科書はある)、冊子、プリント等を使って説明される部分がそうだと思えばいい。
現在売られている参考書、問題集でも扱われていないことがあるので、授業中にしっかりマスターしておきたい。

2008年6月25日



























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